狂い出した歯車

歯車のイメージ 狂王と社畜のハラスメント

歯車のイメージ

悪循環の始まり

一夜明けてみると、社内の雰囲気は一層殺伐としてきていました。
経営陣と営業陣がばたばたとあわただしく社内を動いてまわり、時には社内の放送で外線を告げられ、これまたあわただしい感じで電話応答している姿が垣間見えます。
どうでもいい余談なのですが、こういう状況になる前によく会社の上役が社内を走るな、なんて言っていた事がありました。
仕事によっては時間との勝負という部署もありましたので、午前中の仕事の進み具合が非常に重要で、時間に追われるとついつい社内を走ったりした人もおりました。
その時にその走った人の事を咎めた上役の人が、今は無我夢中で社内を駆けずり回っています。
『何だよ、おめぇだって走ってんじゃんか。』
というツッコミが入りそうです。
ただ、あの時その人を咎めた上役がそんな事など無論忘れて無我夢中で駆けずりまわる姿を見て、滑稽に思い、不謹慎ながら心の中で笑えてしまうような、そんな状況です。
どこの会社もそうかもしれませんが、上役が偉そうにしている会社ほど大した会社はないと思います。
それがエスカレートすると、最悪会社自体を滅ぼし兼ねません。
人間どころか、この地球の生けとし生きるものはみんなその法則が当て嵌まるのかもしれません。
ボス猿も驕り高ぶればいつかはその地位を失いますし、歴史上の人物ですら自らの高慢の為に命を落とした事実があります。
それなのに同じ事を繰り返しているのですから、所詮人間も動物の域は出切ってないな、なんて思ったりもします。
これからどんどん悪循環が回り始めて行きます。

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