新鮮な気持ち 違い

fresh vegetables and fruits 日常の生活で必要な戒め

どうして新鮮な気持ちは続かないのか


違いに気付かなくなるのが大きな原因でしょうか。

新鮮な気持ちは脳がそういう風に感じると、起きる気持ちです。
大抵初めて経験する事は新鮮な気持ちになって記憶されます。
それが2回、3回と同じ事を繰り返して行くうちに、新鮮な気持ちは徐々に無くなって行きます。
俗に言う「慣れる」という状況です。

慣れというのももちろん必要な事です。
物事の習熟度が上達するには慣れが必要になります。
慣れて来ないと物事は上手くなりません。
上手くなるには新鮮な気持ちが無くならないと上手くなれないのかもしれません。
若しくは「慣れ」て「上手く」なった状況でも新鮮な気持ちを感じる事が出来るかもしれないですが、頻度はどんどん少なくなって行きます。

また歳を重ねるに連れて新鮮な気持ちになれる事が少なくなります。
歳を取るに連れて時間の経過が早く感じるのもそのせいかもしれません。
歳を取ると新しい事もやりたがらなくなるので、必然的に新鮮な気持ちになれる頻度が少なくなります。
新鮮な気持ち=初めての経験
という事になるので、何故か歳を取ると今まで経験した事が無い事をするのが恥ずかしい事になってしまうので、尚更嫌厭してしまいます。
歳を取ったからといって今まで経験した事が無い事をする事が恥ずかしいと思うのは、歳を取っていると何でも経験しているという思い込みがそういう風にさせてしまうので、その点は今後変えて行かなければならない事なんじゃないかなって思います。
歳を重ねていたって、それまで歩んで来たプロセスは三者三様なので、いろんな経験をしていなかったりしていても当たり前なんじゃないかなって思います。

つい最近も私自身言われた事がありますが、男なんだからとか、そういう決め付けられた感じの言い方をしてくる人が未だにいて、そういう発言を聞いたりすると少し悲しくなったりします。
ひと昔前まではそのような決め付けられた言葉が通用したのかもしれませんが、今は必ずしもそれに当てはまるという事がむしろ少ないくらいなので、決め付けた発言はあまりしない方がいいのかもしれません。
そういう発言をする事で話の内容が極論になっていくので、結果としてトラブルを呼んでしまう事になります。
また決め付けた物言いは、当然思い込みから来ているので、新鮮な気持ちとは無縁だと言えます。
むしろ自分の決め付けた持論を押し付けて来るので、新鮮な気持ちを得られる機会に乏しくなります。
そうする事によって、どんどん思考が固まって行くので、誰の話も聞かないようになって行ってしまいます。

新鮮な気持ちを続けて行ければマンネリも老化も多少は回避出来るのかもしれませんが、気持ちの違いによって続ける事が出来なくなると、形骸化してやがては朽ち果てて行ってしまうでしょう。

それだけ新鮮な気持ちというものは貴重なものなのかもしれません。

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