今日のサラリーマンの実情
私が所属する部署はもう長い年月新しい人が入って来ていません。
否、入って来ましたが、コネで入って来たとても生意気な人で、とてもじゃないけど新しい人とは言えません。
私はその部署で一番立場が低いので、もう長い年月同じ状況が続いています。
人は入らないですが、役職は上がっています。
今はなんちゃって管理職に当てはまるような役職にまでなりました。
２０年近く勤めておりますが、一度も部下を持った事はありません。
人が入らなければ役職が変わっても状況はまるで変わらないばかりか、近年は下手に責任を重くさせようと色んな仕事を押し付けて来ます。
幹部になれば給与は上がると架空のニンジンをぶら下げて、昇進の時期には何だかんだ言い訳されて、かれこれ３年近くも昇進しないままです。
ぶっちゃけ昇進には興味も無いですが、その手口が許せないなって思います。
この状況だと流石に苦痛しかありませんが、まだ何とか持ち堪えています。
いつ辞めてもいいと思っていますが、その意志を見せるとまた詐欺的な事を言われるんじゃないかと思うと委縮してなかなか言い出せません。
以前アメリカの方の調査で日本の社員が熱意を持って仕事をしている人の割合が6%しかないという話を聞いて、妙に納得が出来ました。
やっぱりなあ、という感じですね。
ホント普段通勤時などで周りを見渡すと、魂の抜けたような顔をしている人たちばかりですもんね。
確かにその数値を裏付けているかのようです。
多かれ少なかれ私のような状況に陥って苦しんでいる人は、このご時世だと結構いるのかもしれませんね。
理不尽な事ばかりで、にっちもさっちも行かないで苦しんでいる人が多いようにうかがえるような、そんな面々で溢れていました。
やはり生活する為には仕事をしてお金を稼がなくてはいけないのが大原則です。
中には不労所得で儲かっている方もおりますが、それはごくごく一部ですね。
お金を稼がなくてはいけないのは誰でも同じなのに、どうして人は自分以外の誰かに対しては平気で酷い事が出来るのか、と思う時があります。
一番の原因としては、自分以外誰かとはありていに言うと他人なので、他人には興味が無く、興味の無い人がどうなろうと構わないという思いから来ているのかもしれません。
おそらくこのような気持ちが根本となって悪い方向にどんどん発展して行って、ついにはそれが社会全体に蔓延してしまい、最終的には調査のような結果になってしまうのです。
日本はこの調子だと歯止めが利かず、国全体が病んでしまっているような状態をいたずらに長引かせてしまう事になります。
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