『他人は関係無い』が作った社会

他人に関わらなくても生活して行ける環境が生んでしまった今の社会

近年は人と人との関係が薄く、下手をすると親族ですら、その関係が希薄になって行ってる傾向がかなり強くなっています。
確かに親族と言えども、否、親族だからこそたまにあるお付き合いがめんどくさいと思うのもうなづけます。
親族でさえそんな感じなのに、血の繋がりが無い赤の他人だとめんどくさいを超えて必要無いと感じる人も多いかもしれません。

物質的に豊かになった代わりに心が貧しくなって行ってる人が多くなって久しい時が過ぎています。
自分さえ良ければいい、自分よりもいい奴は妬みの対象としか見れない本当に心の貧しい人たちがこの社会に蔓延しています。
他人であれば関係無いと思う考え方が既に深く世に浸透して、他人であればどんなに酷い仕打ちをしても心が痛まない人も多くなりつつあります。
自分さえ良ければいい、後の事は関係無いという考え方が今の寂しい社会を形成してしまいました。

それを証明するかのように今の社会は荒んで来ています。
このまま行くと日本の社会はどんどん悪い方向に進んで行き、取り返しが付かなくなってしまいます。

2020年はオリンピックが東京で開催されて、景気が良くなっていく要素が増えて行って、富裕層だけでなく国が全体的に景況感を感じられるようになって来るはずだったのですが、今回のコロナ禍でその景況感が全く無くなる状況になり、未だに本当の解決策を見出せずにいます。
出来る限り多くの人が豊かな景況感を感じる事が出来るように意識して世の中を変えて行かないと、ずっと現状のままか下手するともっと世の中が悪い方向に進んでしまうかもしれません。

コロナ禍で浮かれる要素も無くなってしまいましたが、これは今までのスタイルから新しいスタイルと変えて行く為のきっかけなのかもしれません。
新しいスタイルが定着して行けば、きっと今までと違った新たな『浮かれる要素』が出て来るのではないでしょうか。
迷わず新しい世界に向けて飛び出して行けば、今までに無い新しい事が起こるでしょう。

今までのスタイルがこの状況を生み出してしまったとするのなら、同じ事を続けていたのでは結果は好転するどころか余計悪くなってしまうでしょう。
今こそ思い切って今まで自分が躊躇してしまっていた事にチャレンジする時期なのかもしれませんね。