また篩から脱落者

篩のイメージ 狂王と社畜のハラスメント

篩のイメージ

狂王の篩からまた脱落してしまった人が、また一人増えました。
おそらくは本人の意志では無いかもしれませんが、間接的に考えると、狂王の篩が起因している部分もあるかと思います。
今回のように、割かし本人の意志とは無関係に篩い落とされてしまう者もおります。
・単に篩い落とされた者。
・篩からは免れたが、その後その篩が起因したのか、去り行く者。
・その篩に恐れをなし、逃げて行く者。
色んなパターンがあります。
今回はどれに該当するのかは微妙なところですが、その篩が関わりある事は間違いありません。
すいません、とても婉曲的な表現である事は私自身も自覚しているところであります。
しかし、これ以上の表現は私のボキャブラリーの少なさか、上手く出来ません。
…と、ここまでは当時書かせて貰った記事で、その時の気持ちを鮮明な内に残しておきたいと思い、書き残したものでした。
「今回どれに該当するのか微妙」と、当時の私はグレイな表現を用いていますが、少なく見積もっても6割くらいは篩が起因していると、今当時を振り返ってみて思います。
その方は私よりも2年くらい先に入社した人で、全盛期はかなり調子の良い感じを受ける人でした。
上役には媚売って、下の人間にはあからさまにぞんざいな態度を向ける典型的なイエスマンタイプの人でしたので、私とは余りソリが合わなかったように私自身は感じておりました。
自分が「コイツ俺よりも下だ」と思った人間に対しては、平気で適当な発言をしたり、言葉巧みに丁寧な言葉を用いていても、やはり気持ちがそこかしこに出て来るので、直ぐにその人の考え方が分かったものでした。
そんな人も家庭の事情が事の発端になり、やがては自分の精神を蝕んで行くようになったみたいでした。
仕事を休む日数が増えて来て、有給もついには無くなり、休職するようになりました。
その頃には既に精神科の病院にも通院していたみたいです。
かつての面影もありませんでしたが、当初の私は今までの経緯もあってか、「コイツまさか大根役者じゃないだろうな」と、疑いの念をかき消せずにいたのを覚えております。
結局最後は狂王の篩の一振りがとどめになり、半ば追い出されるように最後にしたのを覚えております。休んだり出て来たりを繰り返していたので、もう面倒見切れないと思ったのかもしれません。
まぁこういう場合はどうなのでしょうか?
おそらく企業によって判断もそれぞれだと思いますが、一般的には企業がある程度フォローすべきなのでしょうか?多分その方は会社が引導を渡すまでは、会社に残ろうとしていたのかもしれません。
まぁ残ると残るで周りの人間に迷惑が掛かるというのもありますが、そこを企業がフォロー入れて行かないと、当人も職場復帰出来ないでしょうし、周りの人間も余計な負担になってしまいます。
まぁ実際は難しいの一言で片付けられちゃうのでしょうけど…。
その方の全盛期エピソードなど、もし語る機会があれば語りたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました