陰口が示すもの

expression 沈みそうなヤバイ組織

陰口で分かること

組織の状況を示すバロメーターの一つとして、組織内で陰口が飛び交うような環境ですと、組織内が上手く行っていない事が分かります。
特に役職関係無くそういう話ばかりを聞くような環境ですと、組織の機能としては危機的な状況と言ってもいいくらいに深刻です。

そもそも組織内の環境が申し分ない程良ければ陰口自体も影を潜めたかのように出て来ませんが、一時誰かが陰口を叩き出すとそれが発端となって一気に拡がりを見せたりする事もあります。

拡がる前に誰かがその拡がりを抑える事が出来れば組織内の統制を保つ事が出来ますが、そういう人がいないと陰口は伝染病のように瞬く間に拡がりを見せて、組織内は疑心暗鬼のギスギスした環境になり、最終的には組織自体が崩壊する事にも繋がります。

またこういうパターンとして、組織のトップがワンマンだとトップより下の人間が不満を抱えやすい為に、トップがワンマンではない組織よりもはるかに陰口を生み出しやすい環境である事が言えます。
またトップがワンマンでも要所要所でフォローを入れられるのであればまだいいですが、そういうフォローも無いと坂道を転げ落ちるかのように組織内は急激に機能しなくなって来ます。

近年は特に色んな要素が重なって年を追う毎に労働環境も悪くなっているので、陰口の一つや二つもこぼしたくなりますが、結局はそんな事をしても状況がプラスに転じる事は先ず無いので、意識の改革が必要になって来ます。
かと言って、そこで組織内の陰口を抑えようとして、いきなり一念発起しても陰口を言う連中に返り討ちにされるのが関の山なので、下手に正義感をアピールするのは危険です。

自分が陰口ばかり言うネガティブな状況から抜ける事が出来たのであれば、次は自分がどんどんポジティブに成れるように転じて行けるようにします。
時には所属している組織から離れて、違う環境に所属している人たちと交流してみるのもいい方法の一つですね。

組織の規模が小さければ小さい程、それだけ世界が狭くなりますので、違う世界の意見を参考にする事はとても重要な事です。
常に色んな世界を見るようにして、出来る限り接触するようにしましょう。
そうすれば色んな事を客観的に見ることが出来ます。
そういう状況になれれば今の自分の置かれている状況が分かりますので、自分の次の行動が明確化する事が出来ますのでオススメです。

 

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