合理化よりも見直すべきこと

haguruma 沈みそうなヤバイ組織

 

身近な事を合理化出来ない人に組織内の合理化は無理

ここのところ近年は売り上げが上昇するような要素も乏しく、じり貧の中で真っ先に行われるのが組織の合理化ですが、これもなかなか上手く行きません。

人手不足でもうこれ以上は合理化出来ない環境であるにも関わらず、現場の真の状況を把握仕切れていない上層部が無理難題を吹っ掛けて来るので、結果は中途半端に妥協された案が通って合理化どころか余計作業を増やす結論にたどり着くか、話は平行線のまま折り合いが付かず、そのままナアナアで終わってしまうかのどちらかがよくあるパターンです。

よく意識を変えて取り組めみたいな事をおっしゃる幹部クラスの人が多いですが、一番意識を変えなきゃいけないのは、そういう毎度のパターンで同じ事ばかりを言っているあなたたちではないのかなと思ったりもします。

そもそも普段から合理化出来ているのであれば、組織の合理化もその延長線の要領なので、応用が利いてくるのではないかと思います。
普段は合理化どころか非合理化の限りを尽くしている人が先頭に立っても上手く立ち回らないのは当然の事ではないのかなって思います。

また合理化も多少は人情も考慮しないと返って効率が悪くなってしまったりするので注意が必要です。
人間は飽くまで感情を持っていますから、機械みたいに淡々と仕事をこなすのにも限界があります。
機械には無いプラスアルファの仕事を期待するのであれば、ここは欠かせない項目です。

どこの組織も合理化がある程度は進んでいるかとは思いますが、ここでまた忘れかけていた人の心についても考えてみる必要性があるのかもしれませんね。

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