常に自己満足というものは心の中に存在している
自己満足というのは誰しもが持っていると思います。
自分の中で妥協点を決める基準にもなると思います。
またストレスを発散する手段としても自己満足というものは不可欠ではないかなと思います。
ただ自己満足も自分だけで完結すればそんなに大きな問題にはなりませんが、最近特に多くなって来ているケースに自己満足の為に自分以外の誰かを巻き込もうとする人が増えて来ているのが問題です。
他人を巻き込んで勝手に優劣を争って、自己満足して終わるパターンです。
例えば満員電車の通勤時に我先にとばかりに他の人を押しのけてまでして進もうとする人が結構いますが、これも一つの自己満足なのではないかなと思います。
我先に進もうとする人は当然一人だけではなく、何人もいる事が多いですが、その中で全くそういうつもりも無い人たちを巻き込んでまで「先に行きたい」という自己満足を充足させるために、公共の場で人を押したり、人にぶつかったりするのはマナー違反であるのは言うまでも無く、非常に恥ずべき行為になります。
当然残るのは当事者の気持ちの充足感だけで、巻き込まれたりした人にとってみればかなり迷惑な話です。
自己満足というものは自分自身の気持ちの問題だけで、実質的に得も損も無いパターンが多いです。
どうせするのであれば、他人を巻き込んでも他人が巻き込まれている事に気付かないくらいの卒ない感じであればとてもスマートな自己満足の方法と言えるのではないでしょうか？
他人が巻き込まれても気付かない状況で、自分も自己満足を達成させる…これが本来の自己満足と呼べるのだと思います。
もしくは他人の為に向けられた自己満足というものであれば、自分も他人もお互いに満足出来る形になりますので、そういう自己満足が出来るようにする事がこれからの社会の在り方にも繋がって来るのではないでしょうか？
そういう形であればお互いに得(徳も？)あり、いい形で終結出来るんじゃないかと思います。
困っている他人をざまあみろとさげすむのではなく、手を差し伸べてあげられるくらいの気持ちを持つ事が出来れば、いざそういう状況に居合わせた時に手を差し伸べてあげられる自分の気持ちに満足出来ると思います。
そういう自己満足を目指して行きたいですね。
今回のまとめ
・自己満足は大抵自己完結で終わるもの
・自己満足とはストレス発散には必要なこと
・他人を巻き込む自己満足はダメ
・他人の事を考えた自己満足を目指す
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