社内で利害関係を重視すると起こる弊害

損得 将来の方向性

組織が上手く機能しなくなる

世の中が世知辛いと、出来るだけ損はしたくないと考える人が多くなるせいか、最近は損得で物事を判断する人が多くなっています。
組織の中でもそれが横行するようになると、組織の連携能力が崩れて来ます。
損得で物事を考えるという事は、例えば必要悪と見なされてしまう事柄はまさにその典型とも言えます。
特に日本の組織には必要悪が簡単にまかり通ってしまう事が多くあります。
その時はいいですけど、最終的にはやはり間違っている事ですので、悪い結果に終わってしまいます。

自分にとって得が無いなと思う付き合いでも、たまには気分を変えて付き合ってみると意外な発見があったりしますので、自分が行き詰まり感を持っている時などは特に試してみるのもいいかもしれません。
もし何度か同じ付き合いをしてみて、本当に自分にとって得られるものか無いと思った時には、その付き合いを止めてみて、他の付き合いをしてみるようにするのも良い方法です。

損得を考える事を頭から一旦離すだけでも大きな効果があります。
そういう気持ちで付き合える事が出来れば、やがて自然体で付き合える事が出来るようになりますので、人脈づくりにも繋がって来ますし、結果的に自分が得をする方向に物事が流れて行くでしょう。

損得よりも相手との付き合いが楽しいかそうでないかを重視してみるといいですね。
損得でものを考えると、楽しかろうが詰まらなかろうが関係無く得する人としか付き合わなくなってしまうので、付き合いの深さが無くなって来てしまいます。

効率や結果を重視するとどうしても無駄を省きたくなるので、自分にとって得を得られそうな人しか選択しなくなりがちですが、人付き合いというものは本来損得は関係無いはずですので、自分と合う人を重視して人付き合いをしていった方が自分の人生も信頼ある人間関係を築いて行く事が出来ます。

このコロナ禍になった事をきっかけに、人付き合いの見直しを検討してみては如何でしょうか?
これから先どんどん今まで例を見なかった事が起こって行くかもしれない世の中で、今まで通りの方法では通用しなくなって来ています。
その事にいち早く気付いて、方向転換をすれば新しい流れに乗って行ける事間違い無しです。
それは今までみたいな損得を重視した社会ではなく、困った人がいれば助け合って生きていけるような、本当の意味で人間的な社会に繋がって行きます。
損得よりも気持ちで動けるようになりたいですね。

それが本来あるべき形なのかもしれません。

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