企業はその体質で発展が決まる

company 将来の方向性

体質が悪ければ確実に発展はしない

国は一つの企業と同じ
運営する方向が悪ければ傾いて行き、利益が無くなり全体が荒廃して行く

企業は国の小さいスケールみたいなもので、スケールが小さい分結果が如実に表れやすい
良い方向に行けば良い結果が表れやすく、悪い方向に行けば悪い結果がどんどん出てくる

良い方向も悪い方向も常に付きまとうから出来る限り良い方向に向かう機会を作る必要がある

特に重要なポストに就いている人たちはそういう意識を常に持って行く事が肝要です。
悪い意味での適当は許されません。

コロナ禍でどうしても経営を継続する事が出来ずに、志半ばで断念するという選択肢を選ばざるを得ない企業もたくさんある中、残された企業は何とか凌ぐ為にそれぞれ工夫を凝らして営みを続けています。

状況が苦しいとついつい周りに当たり散らしてしまうのが人情かもしれませんが、ここ一番の踏ん張り時にはそういった事をしてしまっては、悪い方向に物事が進んでしまいます。

こういう時こそ今までと違う状況なんだと全体で認識し、少なくとも緊急時は普段持っているわだかまりを一時休止して、窮地を切り抜ける事を最優先にしなくてはなりません。

ですがその意識も独りよがりではいけません。

人には十人十色の思いがあります。
それぞれのやり方、スタイルがあります。
それを100%活かせるのが本来ベストですが、必ずしもベストパフォーマンスを発揮出来るとは限りません。
それなら50%でもいいから常に発揮出来るのであれば組織としてはベストです。

少し以前までは完璧を求める風潮が世の中にはありました。
未だにそういう部分が払拭出来切っていないなと思わせる一面も見掛けます。
ですが徐々にではありますが、完璧よりもとにかくやってみる事、やってみた結果が完璧でなくともそれは少しずつ軌道修正して行けばいいという考え方にシフトして来ています。
完璧にやろうとすると、それがプレッシャーになって逆に上手く出来なかったり、慎重になり過ぎて時間が掛かってしまったりする傾向が強くなります。

完璧と言うものはその時だけのもので、それから時が過ぎると当時完璧だったものも完璧ではなくなる事もあります。
物事は常に進歩しているから、時の流れと共にどんどん変わって行くからです。
そういった意味でも完璧を求める必要は無いのかもしれません。

また完璧を求めてしまうと、ついつい独りよがりになりやすく、特定の人に負荷が掛かりやすいので、個人が気負い過ぎず比較的気楽な体制で物事を進めた方が上手く行く事があります。

もし今まで完璧を求める傾向が強い体質の企業であれば、この機会に体質改善を試みてみるのもいいかもしれません。
体質改善する事によって、何か新しい突破口を開く糸口に辿り着く事が出来れば、更なる発展に繋がって行く事でしょう。

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