感情任せが引き起こす結果
ここ数年はコロナ禍が続いて在宅勤務が多くなったという人も多くいるかと思いますが、中にはコロナ関係無くずっと出勤している人もいます。
人によって在宅勤務の方が仕事が捗るという人もいれば、やはり出勤した方が仕事が捗るという人もいます。
仕事の内容だったり、職場環境によっても在宅勤務がいいか、通常の形の方がいいか違って来るかと思います。
特に職場環境が荒みがちな時代の流れですが、そういう面だと在宅勤務の方がありがたいと感じてしまうかもしれません。
毎回怒号が行き交うような環境だったりすると仕事どころではなくなり、その場にすらいたく無くなって来てしまいます。
人間は感情で動く生き物かもしれませんが、仕事の時は感情を全開にして冷静さを欠くような状況で物事を進めようとしてはいけません。
また年齢関係無く時々自分のムシの居所が悪いと八つ当たりをして来るような、社会人としてあるまじき人もいらっしゃいますが、それらの自分勝手に暴走した感情が職場環境が荒ませていく最も大きな原因となっています。
感情を抑制出来ない人は差別意識も強い傾向があります。
感情で判断すると公正な判断が出来なくなり、そこに不平等が起こるようになるからです。
刃向かおうとすると敵味方関係無く敵意と捉える為に、自分にとって旨味を感じられない人物を遠ざけたり、陰険な方法で貶めようとして来ます。
そうする事で差別をする当事者を中心に一つのグループが形成され、意にそぐわない人はどんどん排除されて行ってしまう仕組みが出来上がってしまうのです。
差別というものはそうやって始まって行くのです。
またそういう行動をする人たちは若い人に多いと思われがちですが、意外と中高年層にも多く、このコロナ禍で厳しい現況になってからは恐らく増加の一途を辿っています。
今までそういう差別行動をしなかった人も自分が差別されるような環境にさらされて、自分も差別するようになったという悪循環が最近は増えています。
差別をしても幸せなのは一部の人間だけで、それも弱肉強食のような環境に皆が疲弊して、結局は誰も幸せになれないままで終わるというパターンが常です。
最近はその結果が分かっているのにも関わらず、敢えてその道を選んでしまう人すらいる始末です。
まずは人と比較して、妬む感情を無くした方がいいかもしれません。
差別はそういうところから始まります。
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