エレベーターで人柄が分かる

日本の社会で感じる懸念

意外と人間性が出やすい場所

駅やショッピングセンターなど乗り合いのエレベーターに乗る機会があると思いますが、それだけでもどういう人なのか分かったりします。

例えばエレベーターを降りる時に開けるボタンを押して同乗者を先に降ろすよううながす親切な人がいると思いきや、一番最後に乗り込んだにも関わらず閉めるボタンも押さず何もしないでスマホとにらめっこしてるような不親切な人もいます。

それだけでもその人の人間性がうかがえます。

基準となるのは全く知らない赤の他人に対してどういう対応を取るのかがネックになります。
赤の他人であれば全く関係無いと思って、相手の事を気遣わない人は多くいます。
また普段から自身に気持ちの余裕が無いと、他の人の事まで気を配る事が出来ないという人も昨今では多い感じがします。

これはひと昔前の時代では当たり前だったかもしれませんが、おそらくこの先もこのスタイルを続けると、自分の損得だけで言動を起こす人ばかりが蔓延してしまい、自分にとって得を感じられない他人に興味が持てない薄っぺらい人間ばかりが集まる世の中が形成されてしまいます。
既にそういう世の中が形成されてしまっていると言っても過言じゃありません。

この先の未来は少子化と高齢化が進み、お互いが助け合って行かなければ立ち行かない世の中になって行きます。
行政機関等がいろいろと対策してくれるのはもちろんなのですが、それプラス人々の気持ちの持ち方も変えて行かなければ根本的な解決には繋がって行かないんじゃないかと思います。

自己の事も大切かもしれませんが、それだけでなく周りに目を向けてみる心の余裕みたいなものを持ちたいものです。
心に余裕を持って、他に目を向ける事が出来れば、今までと違ったパターンになったりして、新鮮な気持ちになる事が出来るはずです。
少なくとも毎日決まったパターンよりかはいいと思います。

人が変わるのを待っているのでは無く、自分から変えて行こうという気持ちをみんなが持つようにすれば、少しずつ世の中はいい方向に変わって行くと思います。

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