まだまだ氷山の一角

power 日本の社会で感じる懸念

世の中が変わるきっかけになれば

スポーツ界を中心にパワハラが世間の明るみになって来ています。

スポーツと言うと体育会系という言葉がある通り、縦社会の代名詞みたいな印象がありますが、そういった中でこのようなパワハラが告発されるのも、ある意味時代の変化を感じました。

これは年代によっても感じ方が違うのかなって思います。

比較的高年齢の方には理解というか、それが当たり前みたいな時代もあったので、しょうがないと思われる傾向があるみたいですが、現代はだんだん個々の人権というものが強くなって来ているので、その人権を真っ向から否定するような言動には非常に神経質になって来ています。

こういう事が世間に出るという事自体は、当事者の人たちに対してちょっと申し訳ない言い方になってしまいますが、世の中にとっては良い事なんじゃないかなって思います。

でも多分これはまだまだ氷山の一角じゃないかなって思うんですよね。

スポーツ界だけではなく、国内全体(世界全体?)でもこういった状況が蔓延しているのではないかなって強く思います。
これをきっかけに世間全体がそういう方向に向いて行けば、世の中が変わるきっかけに繋がるのではないかなって思います。

どの業界でもかつては英雄のような活躍をされて、皆に賞賛された人たちが、いつしか自分が賞賛されるのが当たり前みたいな高慢な考えを持つようになってしまうと、今回のようなパワハラが起きてしまうのでしょうね。

そういった事が起こる背景には、いろいろな状況も含まれて起きうるのかもしれません。
若さに対する嫉妬だったりとか、そもそもパワハラを起こす人自体がその行為をパワハラと認識していないケースも少なくありません。

権力のある人はデフォルトでも当然権力があって敬われている存在なのですから、その状態から更に自分の都合に合わせた考え方を押し付けようとすると、権力の無い人は嫌だなと思いつつも従わなくてはならなくなってしまいます。
本来であればそこで権力のある人も抑制する必要があるのですが、その権力をかさに着て押し通そうとするとパワハラになってしまいます。

スポーツ界だけではなく、いろんな業界でもこういった事が明るみになって行けばいいと思いますね。
また今回のようなこういった係争が、新しい時代に繋がって行くきっかけとなる事を切に願いたいと思います。

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