人生というレースで偉くなる事だけが勝利ではない

race 将来の方向性

如何に長い間幸せに過ごす事が出来たかが決め手となる

人生というものはまさに人それぞれですが、それに加えて人が幸せに感じる事も人それぞれです。
大金持ちになりたい人、仕事で名誉を得たい人、異性にモテたい人…おそらく十人いれば十種類の形があるんじゃないかと思います。

自分の幸せの形を目指して日々何となく生活をしていて、ふと気付いた事があります。
それは自分が幸せと感じていられる期間が長ければ長いほどその人にとって当然幸せなんだと思いますが、普段は幸せと感じていなくて、ただただ自分の幸せの形を模索している期間が長ければ長いほど、自分の人生にとって幸せな期間が少なくなってしまうのではないかと思いました。

つまり自分が幸せだと思う形の見直しをしないと、ただその形を追い求めるだけではその形にいつまでもなれないと、人生の長い期間を幸せに感じる事が出来ないまま過ごしてしまう事になります。

その形を追い求める期間が楽しくて、その形を得てしまうと急に冷めてしまうという人もおりますが、そういう人はおそらくその時が幸せなので、その追い求める時を続けるのが一番ベストなのかもしれません。
だけどそのままだといつまで経っても追い求めるだけで何も状況は変わらないので、いつかは追い求めるだけでなく実現する事を目標とした見直しをした方がいいですね。

サラリーマンの人にはやや多い傾向ですが、出世や名誉欲にかられて家庭を顧みなかったり、誰かを蹴落として取り入ったりしてまで求める人なんかも一部でいらっしゃいますが、それこそそんな事をしても結局は自己満足で完結するだけで、気付いた時には自分も老いさらばえて老後は寂しい人生を送ってしまう…なんてパターンも珍しくありません。

あまり高望みをせず、ちょっとした事で満足出来るのであれば、人生というレースで最も勝利している人と言えるのかもしれません。
人は大抵一つの事を達成すると、どんどん高いステージを望むようになって来ます。
もちろんそれ自体は良い事なのですが、自分のハードルを高くし過ぎてしまうと、無理が先行してしまい、道理が引っ込んでしまうような事態に陥ってしまいます。

小さな幸せこそが、一番の幸せなのかもしれませんね。
偉くなる事だけが幸せとは必ずしも直結しません。
むしろ偉くなるとそれだけ自分の時間が失われてしまう可能性も非常に高くなりますので、自分が好きな事をして偉くなれるのであればまだしも、そうじゃないと偉くなれば偉くなるほど自分の好きじゃない事で自分の時間が割かれてしまう事になります。

そんな事が果たして幸せだと言えるのでしょうか?

自分の今の現状に満足して、自分の好きな事のハードルを少しずつ上げて行くようにする事が一番いいです。
自分が好きな事だけをし続けるのも大変ですが、そちらの方が幸せと直結しやすいですね。

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