ラインを会社のツールとして使う事に意義を申す

woman_using_smartphone 日本の社会で感じる懸念

便利なだけに不本意な事にも遭遇する

ラインはスマホを所持している人であればほぼ誰もが利用しているSNSアプリになりますが、今日はそのラインの利用に関連した話です。
基本家族や友達、あとはネトモなど実際に会った事が無い人でもその利用の手軽さからコミュニケーションツールの代表格として親しまれています。
そんなラインですが、会社によってはやはりコミュニケーションツールとして利用しているところも見掛けられます。
会社の同僚や先輩後輩の間で個人的にやり取りをする為に使用するのであれば、そんなに問題も無い(それでも人によっては抵抗感を感じる人もいるかもしれません)かもしれませんが、まさに業務上で個人のアカウントを使用してラインを利用させるのはいささか問題があります。
ラインはネットで知り合った人などもたくさんいるので、実名を出す事に凄く抵抗がある人が多くいます。そんな理由からニックネームやハンドルネームなど、本人と分からない名前を付けたりしている人が結構いますが、中にはそんな訳の分からない名前じゃ誰だか分からないと言って名前を本名にしろと強要される場合もあるみたいです。
それでも拒み続けると罵声を浴びせたり、それをきっかけに村八分にしたりと残酷な仕打ちをするようになります。
またその逆でネットでちょこっと有名になった人であれば、ハンドルネームを会社の人たちにバレるのもかなり抵抗感があるので、会社関係の人とは絶対にラインで繋がりたくないという人も確実にいます。

そういう個々人の都合を無視して会社のツールとして強制的に繋げるのは今の時代にそぐわないかなり強引過ぎるやり方です。
やはり考え方の古い人が多く在籍する所にそういった事が起こりやすいです。

コロナ禍のこういう時だからこそ一方通行で終わるようなコミュニケーションで押し通すだけの旧古来方式ではなく、みんなが等しく意見を交換しやすい環境の方が組織は発展します。
そこを学べるか学べないかでこの先進む方向性はだいぶ違って来るのです。

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