在宅勤務を経験して その2

workplace 将来の方向性

何だかんだ言ってもまだまだ世間で認められていない

コロナが蔓延する以前から在宅勤務に興味がありましたが、社風的にそういう雰囲気も無くむしろそういうものは邪道だと考える傾向があったので、今まで実現することなく普通に毎日通う事が当たり前になっていた日常に今回のコロナ禍が舞い込んで来ました。

一度目の緊急事態宣言の時はみんな初めてという事もあり、今と比べると大分感染者が少なかった状況でも緊急事態宣言が発令されました。

そんな状況下で普段は在宅勤務のざの字も無いようなところが、国が言う事には過剰とも言えるくらい敏感で、そういう時ばかりは直ぐに在宅勤務を取り入れるようになりました。

しかしそこはやはり普段は封建社会を地で行ってるようなところなので、在宅勤務一つでも悪い意味で他の企業とは異なります。

そもそも今まで在宅勤務という形態があり得なかった訳ですから、在宅勤務というものに関して心得が無いというか、簡単に言うと在宅勤務とは名ばかりでむちゃくちゃな事ばかりを繰り返すようになります。

まずは通勤時に感染するリスクを減らそうと公共交通機関による通勤を禁止しました。
初っ端からかなり極端です。
公共交通機関が使えないとなると、車、自転車、徒歩がメインになるのでかなりハードルが高くなります。
ぶっちゃけ通勤時だけ制限しても、私生活を送る上では公共交通機関を使うのも止む無しという状況だってあると思うので、意味無いと思うんですけどね。

誰もがそう思っているかもしれませんけど、一度目よりも二度目の方が状況がだいぶ深刻ですが、二度目の方が一度目よりも緩和されているので、感染者も今のところ減る様子がありませんでした。

更に三度目の宣言ではもっと慣れてしまったせいか、あまり効果が出なくなってしまいましたね。

そういう状況をいち早く察知してか、ついに在宅勤務は休みと同じだと、緊急事態宣言下でも普通に出勤させるようになりました。

政府はオリンピックを開催して何とか経済の回復を促そうとしていますが、新規の感染者がなかなか減らず、むしろまた増えて行くのではないかと誰もが強く感じています。

日本という国はもっと落ちるところまで落ちた方がいいような気がしますね。
下手にプライドみたいなものが残っているからそういうものが邪魔をして、正しい判断が出来なくなっている人が多い気がします。

大抵の人はある程度の地位や権力を得てしまうと途端に態度が横柄になったり、向学心を持たなくなってしまう人が多いように思います。
どんなに立場が強くなっても傲る気持ちを持ってしまうと人間的に成長出来なくなってしまいます。
いつでも新鮮な気持ちでいる為には、初心を忘れない事が最も効果があります。
初心を貫ける人こそどんな環境に変わったとしても活躍出来る人なんだなって思います。

コロナが終結する前から残念ながら在宅勤務も無くなってしまいましたが、終結した後も元に戻るのでは無く、この教訓を存分に活かしてこれから先をどういうスタイルを持って行くかが大事になって来ると思います。

在宅勤務を経験して今まで以上に違った視点で物事を見る事が出来るようになっただけでも、今回はいい経験をしたと前向きに考えています。
この違った視点で得たものを今後に活かしたいと思います。

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