敵意帰属バイアス

hostility 日常の生活で必要な戒め

バイアスとは偏りという意味

最近になって使われる機会が増えて来た言葉でもあります。
敵意帰属という言葉が前に来て、敵意を持ちやすいという意味になります。

最近のこういう時代のせいか猜疑心などから敵意を持ちやすい傾向が強いのではないでしょうか?
全く知らない人が近くにいるだけで、コロナウィルスを保菌している人ではないかと疑ってしまうのも敵意帰属バイアスと言えます。

サラリーマンには付き物とも言える満員電車の通勤時、隣の人が混んでいてわざとでは無いのにぶつかってしまったとしても、わざとぶつかって来たと解釈してしまう場合は敵意帰属バイアスが高い(強い)と言われます。

元々思い込みが強い人は敵意帰属バイアスが高くなりやすいかもしれません。
こういう傾向も他人とは関わりを持たないスタイルが生み出したものと言っても過言では無いですね。
他人が信じられなくて、皆悪意を持った人ばかりだというイメージを持っている人は要注意です。

確かに全く知らない人だとどういう人物か分からないので不信感は出て来るのは当然の事かもしれません。
ただ全く知らない人であっても必ずしも悪意のある人だけとは限らないので、警戒し過ぎると敵意帰属バイアスが高くなってしまい、悪意の無い人ですら敵に思えてしまいますので、この部分は多少抑えた方が自身も余計なストレスを抱えずに済みます。

最近は特に何かとストレスを抱えている人が多いので、この敵意帰属バイアスが無意識的に高くなっている人が多い傾向にあります。
みんながみんなそういう気持ちを抱えているので、猜疑心同士がぶつかり合い、トラブルに繋がって行くパターンも珍しくありません。
思い当たる点がある人は意識しないといつの間にか周りが敵にしか見えなくなってしまいます。
そうなる前に自分の心を落ち着かせる事が出来る方法を身に着けていた方がいいかもしれませんね。

落ち着いた気持ちになって来ると物事の本質が見えやすくなって来ますので、相手が本当に悪意を持っているかどうかがおのずと分かって来るかもしれません。
アロマやマッサージなどは簡単にリラックス出来ますので、ストレスを和らげる効果も期待出来ます。
5分でもいいので、1日で落ち着ける時間を設けるようにすると心理的にも余裕が出て来ます。
是非おすすめしたいですね。
落ち着ける方法は自分がしていて最も落ち着ける方法がいいですが、それが叶わない時はゆっくりと深呼吸を数回するだけでも違って来ます。

コロナ禍に入って色んな生活様式も変わって来ましたので、こういう時こそ落ち着く時間を設けるようにした方がストレスを溜め込み過ぎないで済むようになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました