生き生きとすれば発展する
普段は仕事を任せて、いざとなったら部下のフォロー…なんて今の時代こんな理想の上司なんかはいないと言えるくらい組織での営みは辛辣なものとなっております。
日本人には特に多いと思いますが、表向きは和やかでも水面下では陥れてやろうと考えている人がいるんじゃないかと思います。
加えて最近は少子化の影響のせいか人手不足が問題化しており、組織内は年々高齢化して行ってるのではないでしょうか。
人は個人差によって多少のずれはあるにせよ、歳を重ねて行く毎に能力は衰えて行きます。
老いたら子に従えという言葉もありますが、歳を取ったら自分よりも若い人間に仕事をさせるのも色んな意味でプラス要素があります。
まずは組織の継続に貢献出来ます。
これは一番大きなプラス要素ですね。
組織に属している以上は組織の継続が最も最重要です。
それは例え自分自身が現役を退いたとしても考えないといけない事とも言えます。
組織が長く続いて歴史的に有名になれば、そこの組織に属していたという事が誇りになり、お家の自慢話にもなるかもしれません。
まあ最後の自慢話の辺りは飛躍しすぎた話だとしても、組織が継続しない事には自分にとっても明日が無くなってしまいます。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、他のプラス要素としては、自分と仕事を任せた者との間に信頼関係が生まれて来ます。
部下は上司に仕事を任されると信じて任せて貰えるんだなと思います。
上司も直接携わらなくなるだけでかなり負荷は少なくなります。
部下が任せた仕事に慣れない時はフォローを入れないといけないですが、ある程度の時期に来たら、部下がその仕事を発展させる為にも、ある程度の自由を与えてあげる事は必要不可欠ですね。
大事な事は決して自分の保身だけに走らない事です。
一人でもそういう人間がいると皆が自分の保身だけに動くようになり、そうなると献身的な人間がいなくなるために組織の士気が落ちて来て、最終的には組織は壊滅の道を辿る事になります。
利己的な心は伝播して、ついには組織すら食い潰す程の勢力にも成り得るのです。
自由を与えて貰ったら何としても結果を出すくらいの意気込みで取り組んで行きましょう。
その前にまずは自由を与えて貰う事が先決かもしれませんね…。
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