本当は至ってシンプル
楽しい場の雰囲気があると和めるので、人々は無意識的にそういった事を感知して、そういう場の雰囲気がある所に集まって来ます。
逆にいつもギスギスした雰囲気だと、その場にいるのも神経をすり減らす感じになって来るので、すぐにでもその場を離れたくなります。
後者の雰囲気の場所に強制的にでも行かなくてはならない職場環境ですと、その組織の発展は望めません。
誰もそういう雰囲気で働きたいとは思わないですね。
誰しもが楽しい雰囲気が好きで、ギスギスした雰囲気は出来るだけ避けたいと思うのが当然の心理ですので、組織の雰囲気は非常に大事になって来ます。
組織の雰囲気というのは、組織内の上層の人たちによって決められると言っても過言ではありません。
その人たちが不満ばかりを口にしたり、不満を口にしなくても、言葉の先々に棘のあるようなものの言い方をすような人たちばかりですと、組織の雰囲気は悪くなって来ます。
またそれが習慣化して来ると、それがすなわち組織の雰囲気そのものとなり、なかなか改善も出来なくなって来ます。
組織は色んな役割を持った人たちが集まっている場ですので、お互いがお互いを理解し合って組織を形成させて行かないと、ある一定の部署の人間だけが強くなってしまって、組織の雰囲気は時代遅れの甚だしい封建社会のような環境になってしまいます。
時が止まるどころか逆行して行く感じですね。
風通しのいい職場環境とは、その部署だけでなく組織全体がどんな事でも言い合える環境の事を言います。
組織全体どころか部署内でも言えない環境ですと、組織はどんどん偏った方向になって行くので、時代の変化に付いて行けなくなって来ます。
もしあなたが所属している組織に思い当たる点があれば、その組織を改善するか、もし改善が不可能であれば、その組織から離れる事を考える必要もあるかもしれません。
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