何気にリアリティがあった
先日『痛快TV スカッとジャパン』という番組の再現VTRに登場する、イヤミ課長こと木下ほうかさんが演じていた内容で、新人に何かとケチを付けて始末書を書かせるという事がありましたが、始末書は流石にあんなにたくさんは有り得ないでしょうけど、最近の組織内の傾向に当てはまる部分があるなって思いました。
まあ放映用の内容でしょうから、多少は話を盛っている部分はあるかと思いますが、イヤミ課長みたいにある程度の権力を持った中間管理職がその権力をかさに着て理不尽な事を押し付けて、結果辞めさせるという事は結構有り得る話ではないかなと思います。
割とこの流れが多い組織だと人の成長が無くなってしまい、組織自体はどんどん衰退して行きます。
おそらくそのような中間管理職はイエスマン気質で、裏では不忠の限りを尽くすような人物です。
基本自分が可愛くて、常に自己中心的な考え方をします。
本来自己中心的な人が管理職になるのは望ましくない事ですね。
マネージャーとして不適格と言えます。
また割と社歴の長い人物にありがちなので、得意のイエスマン根性で経営者の信頼もある程度得ているケースが多い場合があります。
そういう状況だと更に厄介で、下手をするとその人物が組織を去るまで悪循環を繰り返す事もあり得ます。
まるで組織という大きな生き物に寄生するかのように、自分の食い扶持だけはしっかりと確保して、邪魔な存在は消し去るという極悪非道なやり口が特徴と言えるでしょう。
その手口は凄い狡猾かつ陰険ですので、標的となった人はひとたまりもありません。
時には精神的にも追い詰められますので、マトモに受けるのは非常に危険です。
以前からこういうケースはあったんじゃないかと思いますが、情報の伝達手段も限られていましたので、公になりづらかったのかもしれません。
現在は以前よりも手口が巧妙になり、一見すると何も無いような状況ですが、蓋を開けると見るも無残な現実が潜んでいる…という事も珍しくありません。
こういう事を思うと人間関係が煩わしく思ったりもしますが、組織で活動する以上は起こり得る事ですので、自分の中である程度線引きしておくというのも一つの手段かもしれません。
下手に合わせようとすると、陰湿な攻撃はされないかもしれませんが、今度はどんどん無理難題を押し付ける攻撃に転じて来て、結局は身が持たなくなってしまいます。
こういう暗い部分が蔓延しているせいで、世の中は良くならないのかなって思いますね。
少なくとも良くならない原因の一旦は担っていると言えます。
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