パワハラの新たな手法

暗いビジネスのイメージ 日本の社会で感じる懸念

暗いビジネスのイメージ

闇パワハラ

パワハラと言うと、ワンマンな経営者や上司が自分よりも目下の立場の人間に叱責したりする印象がありますが、それだけではありません。
最近は徐々にではありますがマスコミも取り上げて来てますので、パワハラする上司もうかつに叱責出来なくなって来ています。
まあそれが本来の姿に戻ったと言えるかもしれませんが、やはり叱責出来ないとストレスの溜まる上司が色々と悪知恵を働かせてストレス解消しようとしているみたいですね。
表立って叱責出来ないなら裏から陰湿に行うという、全く持って根暗な方法を実践している人もいるみたいです。
以前は人前で怒鳴り散らしたりしていたのが、最近では個別に呼び出して、他に誰もいない状況で怒鳴り散らすという手法に変わって来ています。
そうすればパワハラしている現場が目に付きづらい上に、怒鳴り散らされた相手も委縮してしまい、なかなかパワハラされているという事を口に出せなくなってしまいます。
ある種直接的にパワハラされるよりかは精神的な効果が大きいので、本当に根暗な上司が思い付きそうな姑息な手段と言えるでしょう。
またその闇パワハラを実践する人間の立場が上であればあるほど、周りの人間も闇パワハラを黙認する事が多く、たちの悪さが増して来ます。
恐らくいつの世も多かれ少なかれこんな事があって、基本実践している人間は異なると言えど同じ事を繰り返し行われて来たのだなと思います。
根絶は難しいかもしれませんが、世の中が乱れて来るとこういう事が増えて来ると思いますので、まずは一刻も早い世の中の景況感を良くして行かないといけませんね。
あとはパワハラを行うような上層の人間は組織の腐敗を表しているようなものなので、組織として必要なのはそういった人物の膿出しが急務ではないでしょうか?
恐らくパワハラを行う人物は自分の中で消化出来ない不満を抱えて、組織もろとも心中しようと目論んでいるかもしれません。

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