エシカル消費

fresh vegetables and fruits 将来の方向性

エシカルとは倫理的、道徳的という意味

ひいては社会貢献や環境保全という意味合いにも使われるようになっています。
そのエシカルに消費という言葉をくっ付けると、倫理的道徳的な消費となりますが、消費するにあたって倫理的道徳的な事を守って行こうという意味合いがあります。
例えば一般的なところで地産地消や生産者を表示するなどの動きがそれに当たります。

また我が国日本は廃棄する食べ物が他諸国と比べて圧倒的に多く、それも問題視されています。
コロナ禍で食品ロスが見直しされるようになり、多少は食べ物の無駄というものが考えられるようになって来ましたが、まだまだこれからもっと取り組んで行かなくてはならない問題です。

日本は賞味期限にうるさい人が多いのも原因の一つになっていますが、これに関しては生物(なまもの)を取り扱うという事もあるので、ある程度は致し方無い部分もあるのかなとも思います。
それ以外の原因としては、以前に恵方巻の処分などでちょっと話題に挙がりましたが、コンビニやスーパーの賞味期限切れや外食での食べ残し等があります。
完全にそういった物を無くす事は出来ないかもしれませんが、この部分は気持ちの持ち方一つで変えて行く事が出来る範疇ではないでしょうか。

家庭菜園などで野菜を育てたりすると、手間暇を掛けた分食べ物のありがたみが分かって来たりするので食べ物を無駄にしなくなります。
食べ物も飲み物も全ては元々命あるものですので、その有り難みが分かるようになってくると無駄にする気持ちも無くなって来ます。
命あったものをいただいているという意識があると無駄に出来なくなりますので、そういう意識を持つだけでもだいぶ違って来るんじゃないかなって思います。

エシカル消費の実行が、物を大切にしようという気持ちが起こるきっかけ作りになるといいですね。
これからコロナウィルスと長い付き合いになりそうな流れになっていますので、少しでも無駄を無くす事が出来れば、新しい生活様式に繋がって来るのではないかと思います。
今まで食べ物はいつでもどこにでもあるものみたいな認識があったかもしれましたが、これからは多少不便な思いをする事によって、食べ物のありがたみが少しずつ伝わって来るのかもしれません。

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