悪循環を断ち切る意識

eachgearisnotmeshed 既に遺跡化

同じ事を言ってる・やってる人がいる組織は形骸化のはじまり

形骸化とは行っている言動が既に意味が無くなっていても形式だけで行われていて、それ自体が何の意味も成さない事を言うかと思いますが、組織においていつも同じ事を繰り返し言ったり行ったりしている時は形骸化しやすいと言えます。

特に形骸化しやすい年代は変化を好まない高年齢の世代に多く、本人が一番気付かないパターンが大半を占めます。
高年齢の人ほど自分が今まで行った来た事に対しての自信からか、慢心を持ちやすく、またその慢心に気付いて改善しようという気持ちを持ちづらい傾向があります。
また高年齢の世代は社会的に立場が強い人が多く、この形骸化を破る事が困難になるパターンが最も最悪だと言えます。

最終的にその形骸化を破る事が出来ないと、組織自体が形骸化していき、社会の変化に付いていく事が出来なくなり、組織の崩壊という末路に辿り着いてしまいます。
徐々に高齢化が進んで来ている我が国日本はこのようなパターンに陥ってしまっている組織も相当増えて来ています。

高齢化が進んでいるのは平均寿命が伸びて来ているという事ですが、少子化も進んで年代の若い人たちが少なくなって来ているという事も原因として含まれます。
また少子化が進むのは出生率の減少が原因になっていますが、少なくなって来ている若い世代の人たちが一生涯独身のままだったり、結婚したとしても生涯夫婦二人のままという事が多いので、出生率が上がらず人口も減り続けて来ています。

この若い世代の出生率を上げて行かないと問題は解決しませんが、この原因となっている事に最初の高齢化が大きく関与している場合が多いので、断ち切りづらい悪循環となっています。

最近は特に年代を問わず全般的に自分ファーストの人が多いので、その点を徐々に改善していかなくてはならない問題ですね。
やはり近年は生活環境は豊かな状況の人が多いので、誰でも慢心を起こしやすく、他人を蔑む傾向のある人が多いのも問題であると言えるでしょう。

国全体に関わる問題なので一朝一夕には行かないですが、一人ひとりが意識を持たないと変わらない事ですので、決して他人事だと思わないで取り組んで行く気持ちを持つ事が重要になって来ます。

これからは精神的に貧しくなってしまった時代に深刻に向き合って行かないと、国自体が滅んでしまう事も本当に起こりうるかもしれません。

 

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