俺はいいんだ、はダメ

日本の社会で感じる懸念

横暴さがまかり通ると危険信号

組織の中で重役になって来ると社内では一応禁止されている事も平気で行うようになって来ます。
恐らく軽微な事なら守らなくても会社は処罰を与えないだろうという強い自信があるのかもしれません。
しかしこれが組織の統制を狂わせる大きな原因の一つになります。
まずは下の者に対して示しが付かなくなるばかりか下の者もあやかろうとして来ます。
そうすると組織内は無法状態となり、機能も衰えて来ます。
自分だけが特別だみたいな考え方は組織の中では持たない方が、組織は上手く機能しやすいですね。
たった一人の間違った行動が組織全体に影響を及ぼすのです。
逆に言うとここの部分がキッチリと守れている組織は透明性が保たれるので、組織全体もイキイキとしています。
差別は優遇される方にとっては気分のいい話ですが、優遇されない方にとっては遺恨を残す形となります。
優遇されている方はその地位を確立したいが為に、優遇されない方を更に陥れようとして来ます。
そして優遇されない方がたまらず組織を去ると、優遇されている方は人手が無くなって大変だと騒ぎ始め、雑用要員を雇用するように経営者に促します。
人員が減った根本的な理由は自分にあるにも関わらず、さも去って行った者が諸悪の根源だったみたいな言い方をして煽り立てます。
そして見事に雑用要員が雇われると、今度は雇われたその人が優遇されない者として陥れられるのです。
基本的にこのサイクルの繰り返しですね。
これまでを拝読して思い当たる節がある人は注意して下さい。
深みにはまる前に対策した方がいいかもしれませんね。

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