自分の非は素直に認める

暗いビジネスのイメージ 日常の生活で必要な戒め

暗いビジネスのイメージ

機能を失う発端

世の中には自分が行った非を認めない人がいます。
傾向としては現役引退前の中高年の方に多く、そういう人物に限って人の非についてはとことん追い詰めようとする傾向もあります。
また飽くまで傾向の話になりますが、既婚の方よりも独身の方にそういう方が多く、既婚の中でも子供のいない方の方がその傾向が強いです。
おそらく自己中心的になりやすい立場であればあるほど、その傾向があると言えます。
また更に言うと、比較的に社会的立場の強い人の方がそういう傾向があって、代表的なところで政治家が自分の不祥事において認めなかったりする事が挙げられます。
テレビでも時折報道されたりしますので、そういう認めない姿を見ると非常に残念に思います。
テレビで報道されている事であれば直接自分に関わる事もそんなにいないので、どこかしら他人事のようにしていられますが、例えば自分が実際に所属している組織の中でそんな事があり、それを認めない人が自分の近くにいたらどうでしょうか?
直接自分自身にも関わる分、テレビのそれとはまた違った気持ちも出て来ます。
またそれが自分よりも立場が上の人間だったらどうでしょうか。
年齢がまだ若ければ多少は許される部分もありますが、50代60代でそういう事をしているのは正直見苦しいですね。
その人の度量の狭さを公表しているようなものです。
またこれでもっと質が悪い事に、その非を認めない人に対して組織が擁護するような事をすると、その人自身も調子に乗って非を認めなくなるどころか、同じような過ちを平気で繰り返すようになります。
そうなると組織内に歪みが生じ、組織はその機能を無くして行くのです。
政治家の場合は国が衰えて行きます。
実際に今の日本はその典型とも言えるのではないでしょうか。
非を認めない人がいたら要注意です。
そこから全ての歯車が噛み合わなくなる根本の原因と成り得るのです。

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