組織を壊滅させる卑怯な手段
組織の内部がギスギスする理由として、あら探しがあります。
自分の事はさて置いて、人の弱味を握っておけば自分がふざけた事をしていても、その弱味をちらつかせて抵抗させなくするというものです。
人として道に外れた卑怯なやり方ですが、悲しいかな現在の組織に横行しています。
組織内でいざこざを起こしているような状況ではないはずなのに、組織内で威張り散らしたいという支配欲の強い人に多い傾向があり、そういうタイプの人には正論も通用しません。
まあ自分が道理に合わない事をして、咎める者がいれば、その人の弱味をちらつかせて黙らせようと考えているくらいですので、そもそも正論も何もあったものではありません。
この方法で実権を握ったとしても後々に禍根を残すだけで組織は当然上手く機能しなくなり、壊滅の一途を辿る事になります。
結局は誰も納得出来ないのに無理矢理押さえ付けられているだけですので、いざとなった時は蜘蛛の子を散らすように組織が分解して行きます。
組織は支配欲の強い人だけでは成り立ちません。
色んな人が集まって成り立っているのが組織というものですから、その基本を忘れて奢る気持ちを持ってしまうと組織はいとも簡単に崩壊してしまうのです。
ましてやその支配欲から意にそぐわない人を陥れようなんて考えるような人がいると、組織の崩壊は更にスピードを増して行くでしょう。
前述したように色んな人がいて組織というものが形成される訳ですから、自分の考えとは全く逆の考えを持っている人だって当然いて当たり前です。
そういう人を潰してしまったら皆異論を唱えなくなり、その状況で間違った選択を採ってしまったら組織は崩壊の道を歩む事になります。
また人の弱味を握ろうと考える人は意外にも高年代の人が多く、力のある若い年代の人も押さえ付ける事が出来るという狙いがあるのでしょう。
人道を外す事をする人が組織に一人でもいれば、その組織はその時点で発展は望めません。
間違った事が当たり前に行われている状況を見れば、誰もがやる気を無くしてしまうでしょう。
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