さらに拍車、さらに加速
やがて経営陣で動きがありました。
現社長が勇退して会長になり、副社長が社長となりました。
まぁどうせ家内制手工業の中の事ですから、ほとんど何も変わってはいません。
その証拠に元会長も未だに会社にしがみついています。実際営業的な面は一切関知しておりません。
金の亡者の集まりです。
新社長がなかなかえげつない事で全社に知られていたので、皆就任を心から喜んだ人はいなかったと思います。
少なくともイエスマンを含む従業員一同は。
まぁイエスマンはまず本音は言わないでしょうけど
大体皆の思惑は的中したというか、逆にその思惑を知っての行動か定かには分かりませんが、ある意味期待を裏切らず雰囲気は年々悪くなって行きます。
またそれが世の中の景気の悪さとマッチして、尚更エスカレートして行きました。
多分今の世の中がバブル景気みたいな感じであれば、新社長は社会に受け入れられなかったでしょう。
世間に何をセコセコしやがってみたいに思われたでしょう。
こんな世の中だからちょうど良かったと、ある意味言えるのかもしれません。
まぁ新社長も景気が良かったら今みたいな感じになっていないか…いや、そんな事はないな。
あれは性格だな
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