ある規格の話

これこそが悪循環の典型

ここ数年でぐーんと有名になったある規格の話ですが、どうも審査する側とされる側で日本人特有のナアナアになって来ているという話を聞いた事があります。
何か昔の悪代官と越後屋みたいな感じなのでしょうか。
まあ双方にとって、持ちつ持たれつみたいな感じになってしまうのは分かりますが、折角の立派な規格に泥を塗る事になるんじゃないかなと、懸念してしまいますね。
審査される組織の方も人手不足やら何やらで、とてもじゃないけとそんな審査の事まで手が十分に行き渡りませんから、どうしても付け焼き刃的な内容になってしまい、よしんばそれで審査が通っても見た目は良いが中身が混沌としているような形となり、その規格を持っていたとしても結局はその規格を持っていない組織と大した差は無いような事にもなりかねないんじゃないかと思います。
そんなケースが最近は多くなっているのではないでしょうか。
品質の向上などを目指して始めたはずの規格自体がいつの間にか規格外になっていたなんて事にならない事を切に祈りたいと思います。

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