執着と蓄えのバランス

money 日本の社会で感じる懸念

どんな形であれ狂えば悪い結末

ニュースに報道される事件の動機として、お金が絡んでいる事が原因になっている事がよくあります。

人はお金に困窮すると、普段よりも物事に対し一生懸命になります。

しかしそれはある程度のところで満足しないと、気持ちはどんどんエスカレートして行く傾向にありますね。

その気持ちが高じ過ぎて犯罪に走ったり、そこまでは行かなくてもただ明るみに出ていないだけで、ボーダーを越えてしまっている言わば予備軍みたいな人も、このご時世多いのではないかなと思います。

お金に対する執着が強い人ほどそういう傾向が強く、つい我を忘れて犯罪に手を染めてしまうというケースも珍しくないですね。

世の中の景気が余り良くないと将来に備えて蓄えようとする人が多くなりますが、実はと言うとこの傾向もお金を惜しむ気持ちが執着となり、俗に言われるケチな人に変化します。

蓄えを持つという事はいい事なのに気持ちが行き過ぎてしまうと、その蓄えを失いたくが無い為に、1円たりとも損しないように死守するようになります。

そして最期はさんざん蓄えたお金を遺したままこの世から去って行ってしまうというパターンですと、結局何のために遺したものなのか、死ぬ間際で本人もちゃんとした認識がないままに他の人の手に分配されて行ってしまうのです。

何だかどちらにしても悲しい末路ですね。

やはり答えとしては、上記の中間を行くような形が一番ベストなのではないでしょうか。
どんな形であれ、お金に執着し過ぎてしまうと周りが見えなくなってしまうので、結局はお金に縛られて暮らさなくてはいけなくなってしまいます。

生活する上である程度の金銭的な余裕はあった方がいいに越した事はありませんが、自分がお金に執着し過ぎて来たなって思ったら、歯止めを掛けられるくらいの強い精神力がお金を管理するには必要なのかもしれませんね。

 

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