歳を取ると怒りやすくなる

angry 日本の社会で感じる懸念

条件反射で怒るようになる

世間一般では歳を取ると性格が丸くなって、怒りぽかった人も穏やかになると言われていますが、最近感じた事に確かに現役引退した後は丸くなる傾向がありますが、現役時代は歳を重ねる毎に気が短くなって行く傾向があるのではないかと思います。

組織に属している状態ですと、余程恵まれた環境でない限りは色々と負の刺激が多く、ストレスフルな状況になりがちなので、どうしても気が急いてしまいます。

そういう状態のまま何年も過ごしていると気が急く事自体が習慣みたいになって来て、ちょっとした事でも直ぐにムカッとしてくるようになってしまいます。

短気な人はより短気に、気の長い人でさえも気が短くなって怒りっぽくなってしまったように見えてしまうのです。

つまり怒りっぽいというものは、その人自体の元の性格も多少は関係するとは思いますが、それだけではなくその人が置かれている環境によっても大きく影響すると言えます。

確かに怒る事が習慣みたいになって来ると、条件反射のようにちょっとした事でも直ぐにカッとなりやすくなるというのは何となく分かるような気がします。
もう常に怒る準備が出来ているような感じになっているのだと思います。

こういう状態を長年続けていると当然心身的に良くないと思いますので、早くその状態から解放されるような手段取らないと、色んな事に影響して来てしまいます。

自分自身の心身に影響が出て病気になってしまうのは勿論の事、一度そういう状態になってしまうとなかなか直ぐに気持ちが治まらないので、そういう状態の原因になる場所にいなくても、ちょっとした事でも過敏に反応してしまったりします。

ですから、こういう状態が習慣的に続くようであれば、根本的にその原因を見直す必要があります。
恐らくこういうものは習慣化が長く続けば続くほど、その状態から抜け出しづらくなって来るので、早目に原因の解決に取り組んだ方が重症化せずに済みます。

人も組織も悪循環は常に避けて行きたいですね。

 

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