縛るだけの管理職なんかいらない

im your boss 日本の社会で感じる懸念

近年ありがちな管理職

組織で管理職の役職に就く事が出来るようになると、責任も増えて来て、ますますストレスフルな環境に成りがちですが、そうするとそのストレスを部下に発散する人も多くいるのではないでしょうか?

日本の組織は未だに年功序列で管理職に自然と押し上がってしまう人も多くいますので、人間的に成長しないまま、部下を持つというパターンになってしまう事もよくあります。

そういうパターンで管理職に就いた人はほぼほぼ部下に対しても興味が無く、管理職になってから自覚が出て来ればまだいい方かもしれませんが、それで目覚めないと、その先恐らくずっと管理職という立場でありながら部下の面倒を全く見ない最低最悪な管理職がどんどんのし上がって行ってしまう結果になってしまいます。

しかもそういう管理しない管理職に限って、自分以外の事で足を引っ張られる事を殊の外嫌いますので、そういう状況になると興味の無い部下に押し付けて、自分は自分のペースを常に保てるような環境をキープしようとして来ます。

本来管理職が部下の矢面に立ってかばわないといけないのですが、そういう人たちは平気で部下を人身御供のように容赦無く扱って来るのです。
大抵そういう時ばかり管理職の立場を最大限に使って来るので、部下になってしまった人達にとってみれば『自分の都合だけで縛り付けるだけ』の最悪の上司のように見えてしまいます。

年功序列ももちろん必要な状況はありますが、実際に管理職になった人が部下をマネジメントしなければ組織としても人間が育たない原因になってしまうので、組織の将来を考えるのであれば管理しない職権乱用ばかりする管理職は厳しく断罪した方が後々の禍根も残す事が無く、組織も健全に成長して行きます。

逆にそこで断罪しないと、部下が卑下してしまい、更には組織に対しても信用出来なくなってしまうので、組織を去って行くという結果にも繋がります。

当然その管理職がのさばっている限りは、部下が育たないという悪循環が出来上がってしまうので、組織も衰退する方向に進んで行きます。

コロナ禍で今までと違う状況下になると、違うものが見えて来ます。
変革するには持って来いの時期です。
こういう時こそ、形骸化したものをそぎ落とすチャンスなのかもしれません。

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