転職前線異常あり

job 日本の社会で感じる懸念

違和感を感じている人も多い

慢性的な人手不足を抱えて久しい我が国の雇用情勢ですが、どこに行ってもそういう風に感じる事が出来ます。
そんな中少しでも自分の理想に近い職に就こうと就職サイトに登録したりもしますが、なかなか自分の理想に近い出会いは巡って来ないようですね。
面接の時はいい感じだったのに、いざそこに就職するととんでもないブラック企業だったとか、ありがちな話も巷ではよく聞きます。

就職サイトに登録するとたまにオファーメールとかスカウトメールと言った、企業が就職サイトに登録した人の中で自社に欲しい人材にメールを送って優先的に面接を行い、良かったら就職して貰うという流れのものなのですが、最近ではその仕組みが少し問題になっているようですね。

オファーメールも同じところのオファーばかりというのはまだしも、かなりコンスタントに送られて来られると問題です。
少なくとも2、3回送ってリアクション無ければ興味は無いという事なのだから、それを永遠に送り続けられたら、最早それは迷惑メールでしかありません。

それが原因で就活鬱にもなりかねないので、転職サイトを運営する企業は、募集を掲載している企業に対して、そういった面でもルールを決めておく必要性があるんじゃないかなって思います。
例えば同じ人に対して連続で3回以上はスカウトメールを出せないようにするとか、そういう部分でルールを設けておかないと、どんどん悪い方向に話が展開していってしまうのではないかと危惧されます。

そもそもそんな頻度でスカウトメールを送って来るような企業は、まず間違い無く人を大切にしないという事が分かり切っているので、端から相手にする気も起きないけど、あまりにも頻繁に送られて来ると、鬱陶しい感じがして、苛立ちを煽って来るような感じすらして来ます。

こういう状況がまかり通ってしまう今の就活前線は異常ありとしか思えないです。

日本の社会の殆どが慢性的な人手不足になって、残った者だけが生き残りを賭けたサバイバルを展開している状況で、新たに人を雇い入れたとしても、余程精神的に強く仕事をソツなくこなして行けるような傭兵のような人であればともかくも、大抵はそこまで強靭な人もそうそういないでしょうし、そもそも絶対数が少なくなって来ているのですから、尚更そういう逸材に巡り合うという事はまず有り得ないのではないでしょうか?

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